カテゴリー: Design

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  • 「ちいさなアイディア」シリーズのオリジナルグッズ販売をはじめました【SUZURI】

    「ちいさなアイディア」シリーズのオリジナルグッズ販売をはじめました【SUZURI】

    オリジナルデザインのグッズを販売開始しました。

    第一弾は「ちいさなアイディア」シリーズ。

    ふとしたときにひらめくアイディアは、そのままではとても小さいが宝石の原石のように磨けば光るかもしれない大切なもの。
    そういうものをストックしようという意味を込めたデザイン。
    アイテムの中央に小さめに配置して、ひらめいたアイディアの邪魔にならないようにしてます。
    ※SUZURIのサムネイルでは小さくて見ずらいので、当サイトを参考にしてください。

    オレンジ、モノクロ、ブルーの3色があります。

    • ノート
    • クリアファイル
    • スマートフォンケース

    ご購入はこちらから【SUZURI販売ページ】

    ・シリーズ一覧

    https://suzuri.jp/Zat-Box/omoide/100992

    クリアファイル オレンジ
    クリアファイル モノクロ
    クリアファイル ブルー
    ソフトクリアケース オレンジ
    ソフトクリアケース モノクロ
    ソフトクリアケース ブルー
    スマホケース オレンジ
    スマホケース モノクロ
    スマホケース ブルー
    スマホケースクリア オレンジ
    スマホケースクリア モノクロ
    スマホケースクリア ブルー
    ノート オレンジ
    ノート モノクロ
    ノート ブルー
  • iPadでイラストを書くならどのアプリ?Illustrator・Fresco・Procreate

    iPadでイラストを書くならどのアプリ?Illustrator・Fresco・Procreate

    筆者が実際に使用しているアプリを比較して、iPadでのお絵かきはどのアプリが向いているのかということを書いていきたい。
    使った事がないアプリも多々あるため、そのへんは他のサイトにお任せする。

    この記事で紹介するiPadアプリは3つ

    • Adobe IllustratorCC iPad版
    • Adobe Fresco
    • Procreate

    それぞれの特徴

    それぞれのアプリは特徴があり書く物によって使い分けるのが良いという結論にしかならない。これを使えば正解!なんてものは無い。

    ・Adobe Illustrator iPad版
    PC版Illustratorで使用するための素材作成にはベスト。
    ポスター等の挿絵、ライブペイント用の線画などIllustratorとの親和性は100%なので最終仕上げがPC版Illustratorであるなら、間違いなくiPad版Illustratorにメリットがある。
    データはAdobeクラウドドキュメントに保存されるため、PCとのデータやりとりがとても楽!
    ベクターイラストを書くならIllustratorが他の2つより使いやすい。
    ただし「絵を書く」という操作性は他の2つより劣るため書くための慣れは必要。

    ・Adobe Fresco
    IllustratorよりはProcreateに近いアプリ。ベクターも使えるが基本的にはラスターの描画が得意。
    ベクターだとペンシルと描画に少しの遅延が出る(iPadの性能やFrescoのバージョンにより差異はある)
    ProcreateよりはFrescoの方が水彩画などの絵画的な表現は上だと感じる。Adobe製品との相性もよいので、最終仕上げがPhotoshopを想定しているならFrescoが使いやすいだろう。
    Illustratorと同様にAdobeクラウドドキュメントにデータが保存されるためPhotoshopなどで開くのがとても早くて楽。
    慣れの問題はあるが「絵を書く」という事の操作性と書きやすさはProcreateの方が良いと筆者は感じる。

    ・Procreate
    イラストを書くならとても使いやすい(描きやすい)
    iPadで動作させる専用設計なだけあり軽快な動作をする上に、IllustratorやFrescoに比べて破格の安さという点がとても良い。Adobe製品は値段が高いのでまずはProcreateを使って「iPadで絵を書く」という事を体験するには、とても良いアプリだ。
    1つデメリットを上げるなら「1台のiPad内で完結させなければならない」という点。
    自分の書いたファイルをクラウドに保存するタイプのアプリではないため、ファイルは全てProcreateのアプリ内に保存される。書出しやデータの移動などは可能だが、基本的にはiPad内でProcreateだけを使って書き上げる事が前提となる。
    漫画などには向いていない。あくまでも一枚絵が得意なアプリだ。
    バージョンアップは頻繁に行われるので、今後の機能追加でより使いやすくなっていくだろう。クラウド保存にも対応するかもしれない。
    Procreateは「ガイド機能」が優秀だ。アイソメトリックや並行グリッド線などのガイドを作るのがとても楽。しかもガイドに沿って綺麗に線を書けるアシスト機能もある。これは他の2つには無い機能だ。

    結局どれを使えば良いの?

    • ベクターイラスト:Illustrator
    • ラスターイラスト:FrescoかProcreate
    • クラウド保存:IllustratorかFresco
    • 一枚絵:Procreate
    • 安いのがイイ:Procreate

    アプリよりも・・・

    アプリに悩むのは「どれが快適に書けるか」という疑問なのだが、正直に言うとアプリよりもiPadの性能のほうが快適さに対する比重は大きい。高性能大画面に勝る快適さは無い。
    執筆時点(2021年)のiPadラインナップなら間違いなくiPad pro 12.9インチがベスト。

    性能の面でも桁違い。M1チップが搭載されているiPadは他のiPadよりも数倍処理性能が高いため快適そのものだ。イラストの描画とは意外と処理能力を使うため、高性能であればあるほど良い。またiPad proは画面のリフレッシュレートが他のiPadより高いため描画の滑からさが違う。本当にiPadで快適に絵を書きたいなら、iPad proを買うのが一番の近道。絶対に損はしない。イラスト主体なら12.9インチがベスト。

    アイキャッチ画像:Kaoru YamaokaによるPixabayからの画像
  • [Illustrator]パス1本だけでリピート機能を使い綺麗な円形幾何学模様の作り方

    [Illustrator]パス1本だけでリピート機能を使い綺麗な円形幾何学模様の作り方

    まずは完成図から。パス1本でこんなのが書けます。リピート機能「ラジアル」の裏技的な使い方。

    リピート機能はIllustratorCCバージョン2021から使える機能です。それ以下では使用できません。

    STEP1:直線を書く

    直線のパスを1本作る。長さ、線幅はお好みで。短すぎたり太すぎると見にくいので注意。

    ポイント
    • 線幅は1pt程度が見やすい
    • 長さは最終的な大きさの1/3~半分くらいがちょうど良い

    STEP2:リピート[ラジアル]を適用する

    STEP1で作成した直線を選択し、上部メニュー「オブジェクト」→「リピート」の「ラジアル」をクリックしてラジアルリピートを適用する。数値はデフォルトでOK。

    STEP3:リピートオプションの半径を「0」にする

    半径を「0」にした場合、STEP2の状態には戻れない為、不安であればSTEP2の状態のオブジェクトをコピペしてどこかに一時保存しておくと良い。

    リピートしたオブジェクトを選択状態のまま、「リピートオプション」の半径の値を「0」にする。単位はデフォルトのままで良い。

    ポイント
    • 半径の数字を「0」にする
    • STEP2の状態には戻らないのでコピペでSTEP2のオブジェクトを一時保存すると良い

    STEP4:リピートオブジェクトの半径の数字を増やす

    STEP3で「0」にした半径を適当な値まで増やす。半径の値は直線の長さにより変わるため、下の画像のように少し線が重なる程度まで数値を増やす。

    半径を「0」にしたときに、リピートする基準点が変わったため、リピート数はSTEP2と同じだがリピートされた結果が異なる。ここが裏技的な要素。

    試しにリピート数を「1」にしたのが下の画像↓ STEP2と青いガイド線の位置が違い基準点の位置が変わったのが分かる。

    STEP5:リピート数を増やす

    リピートオプションの「リピート数」を最大値の「100」にする。後で変更できるので100を入力しとくと分かりやすい。

    ポイント
    • リピート数は「100」を入力すればOK

    STEP6:半径とオブジェクトサイズを調節して好きな形に

    リピートオブジェクトの「半径」の値と、オブジェクトそのものの大きさを変更して好きな形と大きさに整えていく。まずは半径を小さくしてからオブジェクトの大きさを大きくする手順がオススメ。1度では良い形にならないため、続けて何回も半径と大きさを変えていく。「やり直し」は使わない。
    線幅を細くするとより精細な幾何学模様のイメージとなる。リピート数を変えても良い。

    ポイント
    • 「やり直し」は使わない
    • 半径→オブジェクトサイズ の順で繰り返し形を整える
    • 半径は内側の白い丸をドラックして変更可能
    • 縦横の比率は保ったまま拡縮する
    • 線幅を細くすると精細なイメージが強くなる
    • リピート数を減らすと隙間が多くなる

    STEP7:仕上げ

    線幅や色などを設定して仕上げをする。グラデーションは「円形」を使うと着色しやすい。思ったように着色できない場合は「分割・拡張」で全てをパスオブジェクトにしてからの着色しても良い。

    応用でこんなのも作れます↓(拡張後にブレンドツールを使用)

    直線以外でも色々な形状で試すと面白い。初期の形状が単純なほど仕上りは綺麗になるようだ。

  • Adobeクラウドドキュメントの大雑把なメリット・デメリットとちょっとしたレビュー

    Adobeクラウドドキュメントの大雑把なメリット・デメリットとちょっとしたレビュー

    Adobe IllustratorCCやPhotoshopCCはAdobeのクラウドサーバーから直接ファイルを保存・開くことができる機能「Adobeクラウドドキュメント」を大雑把に紹介するとともに、筆者が感じたメリット・デメリットを書く。使うのを悩んでいる人の参考になれば良いと思いつつ、結論から言うと使うことにデメリットは無いのでお試しのファイルでも良いからまずは使用してみることをオススメする。

    使用感が合わないならローカルで運用すれば良いだけなので、クラウドだからと言って肩肘張る必要はない。「ちょっと面白いフォルダに保存する」程度のことである。

    簡潔な紹介になるので、詳細な仕様などは各々調べて欲しい。

    • どこでもファイルが開けるのでいつでも作業が可能
    • ファイル共有で共同編集ができる
    • バージョン管理が楽
    • OSやデバイスを気にしなくて良い
    • 様々なアプリからファイルにアクセス可能で連携が面白い
    • オフラインでもほぼ大丈夫(通信しなくても作業は可能)
    • クラウドの容量に限りがある(追加料金が必要な可能性あり)
    • パケット通信量が増える(モバイル通信の場合)
    • 安定したネットワーク環境が望ましい
    • 詳細なファイルの内容がイマイチ分からない
    • バグやエラーが少しある(記事執筆時点では)
    • ブラウザとCreative Cloud Desktopで機能が違う
    • 保存しないでファイルと閉じることができない

    ファイルを保存/開くはローカルとあまり変わらない感覚

    ローカル環境で「どこのフォルダに保存するか」ということを選ぶのと同じ感覚で、保存先が「クラウド」になるだけだ。ファイルを開くのも同様。

    ファイルを開くの初回だけは少し時間がかかるが、2回目以降からは素早い(ネットワーク環境にもよるが)。初めて開くファイルはローカルにファイルをダウンロードしてから開いているようだ。そのダウンロード時間が少しかかる程度。2回目からはクラウド上のファイルと差分だけをやり取りしているのか初回より早いイメージ。いづれにせよ、ローカルにあるファイルを開くのと同じくらいの感覚でファイルを開けるのはありがたい。

    保存も同様。初回は少し時間がかかるが、2回目からは早い。場合によってはローカルより早いかもしれない。
    通信が無い場合は一時的にローカルに保存され、通信環境が復活したらファイルを自動的にアップロードする仕組みなので必ずしもネットワークを繋ぎっぱなしにしなくとも良いのは魅力だ。ただし、ネットワークが不安定な場合は注意が必要。ファイル転送途中で通信状況が悪いとエラーになったりファイルが破損する原因となるので不安定な場所などではいっそのことオフラインにて作業するのが良いだろう。

    ただし、重たいファイルは注意が必要。保存も開くことも時間がかかり動作が不安定になりがちなので、重たいファイルはローカルの運用が良いかもしれない。

    ファイルのバージョン管理が簡単安心!

    現状ではブラウザ画面でしか操作できないが、ファイルのバージョン管理がとても楽。自動生成というか保存するごとに履歴が残されており、いつでも過去のバージョンに戻すことが可能。
    また、重要なバージョンはラベルを付けて保護しておけるので管理も容易でわかりやすい。

    ブラウザだけではなく、Creative Cloud Desktopアプリ上でも操作できると更に便利なので今後のアップデートに期待したいところ。

    ファイルバージョン管理の例

    同じファイル名の保存にはひとクセあり

    同じファイル名をクラウド上に保存する場合、「上書き」とはならないので注意が必要だ。

    例えば、クラウド上に「TEST.psd」というファイルがあり、「別名保存」で「TEST.psd」をクラウドに保存するとしよう。
    ローカルに保存なら「上書きしますか?」というようなメッセージが出て、既存のファイルを書き換える動作となるが、クラウドドキュメントの場合は「別のファイルとして保存」される。上書きしますか?というようなメッセージはなく、クラウド上には「(1)」というような数字が自動的に付加されて別ファイルとして保存される。

    これはバージョン管理機能との兼ね合いでこうなっているのだろう。別名保存で同名ファイルに上書きは出来ない仕様なので注意が必要だ。上書きは「保存」から行うように徹底しよう。

    ファイルの詳細がよくわからない

    場合によっては重大事項。クラウドドキュメントに保存されているファイルの詳細な設定がよくわからないのだ。

    特にIllustratorを使う人は保存時に「ICCプロファイルを埋め込む」をON/OFFしている事だろう。プロファイルのある無しで結果がかなり違うのだが、この指定が無い。互換PDFのチェックもない。バージョンも不明。とにかく保存時の「詳細オプション」のようなものが無いので、保存形態がよくわからないのだ。

    予想だが、クラウドドキュメント形式はローカルとは違う状態で保存されているようだ。ICCプロファイルなどの環境による違いがあるような設定はそもそも保存されていないのかもしれない。純粋にIllustrator・Photoshopとしてのデータのみを内包しているのかも。あくまでも予想なので詳細は各々で調べてもらいたい。

    Adobeクラウド上から直接印刷データなどを入稿するのは避けたほうが良いだろうと思う。色味などの不具合が生じる可能性は否定できない。便利で楽しいクラウドドキュメントだがまだまだ発展途上であり、各会社も対応していないケースは多いだろう。現状では「ファイルの保存先の1つ」として使う程度に留めておくことが良さそうだ。

    拡張子が変わる

    クラウドドキュメントに保存(変換)すると、拡張子の末尾に「c」の文字が付加されて拡張子がかわる。クラウドドキュメント形式ということがひと目で分かる。

    .psd→.psdc
    .ai→.aic

    「保存しないで閉じる」ということができない

    クラウドドキュメント形式だと「ファイルを閉じるときには必ず自動的に保存される」という仕様となっている。「保存」を押さなくとも未保存の場合は閉じる際に自動的に保存される。確認のメッセージは無い。
    場合によってはこれがネックになる人もいるだろう。
    「ちょっと試しに変更してみて駄目そうなら保存しないで閉じれば良い」という使い方が出来ないのだ。クラウドドキュメントはバージョン管理されているので「戻る」ことは可能だが、ブラウザでadobeドキュメント専用ページを開いてバージョンを確認して戻さなければならない。バージョンは任意で名前を付けない限りタイムスタンプでしか判断できず、場合によっては「どれが戻したいバージョンなのか?」というのが分かりにくい。
    バージョン管理に依存せず、お試し的な感じで編集したいと思ったらローカルに保存するか、別名でクラウド上に保存しなければならず、いずれにせよひと手間かかることとなる。
    自動保存はメリットもあるが、個人的には未保存で閉じようとした場合はローカルのときと同じくメッセージが出て保存するか否かを選択できるとベストだ。

    それでも楽しいクラウドドキュメント

    デメリットも不明瞭な点もあるが、それ以上に楽しさがあり、楽なのがクラウドドキュメント。使わない理由は特に見当たらない。会社と自宅両方で作業する人や、オープンオフィス、ノマドワーカーなど作業場所や機器などが特定していない人にはとてもオススメ。
    使ったら実感できると思うが、ファイル管理はローカルよりやりやすいと筆者は感じている。

    何よりも、別環境、別OSでの差を意識せずに作業を可能とするのはとてもストレスがない。
    筆者は職場でWindows、自宅でMac OSという環境だが何も気にせずにファイルを共有できるのはとても便利である。

    iPad版のIllustratorやPhotoshopなどアプリ版との連携も可能で、これから先も機能や連携は充実していくだろうと予想ができるクラウドドキュメントは使っていくに越したことはない。

    ただし、使えば使うほどにクラウドの容量は消費していくのは楽しみとのトレードオフだ。Illustratorはそれほどファイル容量は大きくないがPhotoshopなどのラスターデータはどうしてもファイル容量が大きくなる。

    adobeのクラウドストレージ追加容量は契約しているプランよって価格は変わるがiCloudやgoogleONEなどと比較してもそれほど値段に差はない。保存できるファイルが限定されるストレージだけども、足りなくなってきたら考える程度でよい。

    最後にコーヒーはいかが?
    本文と少しだけ関係のある小ネタでちょっと一息。忙しい人は読まなくても大丈夫!

    サブスクリプションに抵抗はある?なし?

    アプリや音楽、映像と様々なコンテンツがサブスクリプション化している。メリット・デメリットはひとまず置いておいて、気持ちとして抵抗がある人はまだまだいるようだ。筆者は何も抵抗は無くむしろ好きなシステムである。

    抵抗がある人の意見は様々だが、大雑把に分けると「ランニングコスト」がかかることに引っかかりがあるようだ。分からん話ではない。常に金が取られるという形はなかなか割り切れるものではないのが人の心情だ。たとえ結果的には買い切りと比べて同じような金額を払うことになっているとしても、躊躇するのは分かる話。

    だが、少し意識のベクトルを変えてみたら面白い見え方もすると思う。
    安定し定期的に売上がある事の良さは仕事をしている人には分かるだろう。とてもありがたいことである。安定した利益が見込めるなら、その先の開発や改良もしやすい。コンテンツの充実、機能の充実は利用者にとってとても嬉しい事の1つであり、それを得るには料金を定期的に払うことが必要。持ちつ持たれつ。

    サブスクリプションとは、ある意味「投資」という面も持ち合わせていることを意識してみるのも悪くはないかも。あなた日常的に使うサービス、アプリ、またはクリエイターへの投資。投資をしていけばより良いメリットが得れる可能性が高い。開発やコンテンツの作成・維持には思っている以上に資金がかかるものだ。未来の機能への投資、好きな企業やクリエイターへの投資、どんな理由でも良いがサービスを使い続ける以上は結果的に自分へ返ってくるので、自分への投資という見方もできる。

    買い切り型は投資というよりは「所有」することが主目的で支払いが済めば、そこから先にはあまり続かない性質がある。これの良し悪しはあるにせよ、サブスクリプションとは内包している意味や目的が大きく違うという事は意識したほうがよい。
    サブスクリプションとは新しい買い物の仕方。
    何かを「所有」するのではなく「使う権利を得る」という買い方なのだ。何かを未来永劫所有するという訳ではない。「レンタル」とも少し違うのだが、それはまた別の話題で。

    サブスクリプションが一般化されつつある流れの中で、違法コピーや海賊版などの利用は減ってきているという。自分の出費が世の中を綺麗にしつつ受けるメリットも大きいなら、サブスクリプションというシステムは決して悪いものではない。

  • グラデーションの配色パターン #海の色【Gradation Card】

    グラデーションの配色パターン #海の色【Gradation Card】

    デザインのインスピレーションに。

    綺麗な配色パターンのグラデーションをジャンル別に集めた【Gradation Card】シリーズ。

    パターンは随時追加。

    この記事のGradation Card テーマ

    海の色

  • グラデーションの配色パターン #空の色【Gradation Card】

    グラデーションの配色パターン #空の色【Gradation Card】

    デザインのインスピレーションに。

    綺麗な配色パターンのグラデーションをジャンル別に集めた【Gradation Card】シリーズ。

    パターンは随時追加。

    この記事のGradation Card テーマ

    空の色

  • 【Illustrator】乗算などで混ざった部分の色情報を取得する方法

    【Illustrator】乗算などで混ざった部分の色情報を取得する方法

    Illustratorで乗算など不透明度を設定した際に、オブジェクトが重なって混ざった部分の色情報を取得する方法。制作物のカラーチップなど作る際に便利な小技。

    例はCMYKにて解説しているが、RGBなどでも同じ手順でOK。

    この方法はパスオブジェクト同士が重なっている場合のみ有効でパスと画像やドロップシャドーなどのスタイライズ部分(ラスター部分)には効果がありません。そのような場合にはPhotoshop等を活用して下さい。

    下の例では、M100(乗算)とC100のオブジェクトが重なり、真ん中の「?」部分の色を知りたいが、スポイトツールを使用しても、上にあるオブジェクトのM100の値しか拾わない。画像で青色の部分の色情報(CMYK)は?

    1:取得したい色が関わるオブジェクトを選択

    重なっているオブジェクトを選択する(上の例ではM100とC100のオブジェクトを選択)

    以下の作業は基のオブジェクトの形状や属性を変更するため、必要な部分をコピーペーストして別オブジェクトとして作業することをオススメする。

    2:上部メニューのオブジェクト→透明部分を分割・統合をクリック

    「ラスタライズとベクトルのバランス」をベクトル側【100】にする→【OK】ボタンを押す
    (他はデフォルト値のまま)

    3:オブジェクトの情報を確認(スポイトツールも使用可能)

    オブジェクトが色毎に分割されたので、スポイトツールなどでオブジェクトの色情報を確認する。
    (乗算の効果などは全て破棄される)

    最後にコーヒーはいかが?
    本文と少しだけ関係のある小ネタでちょっと一息。忙しい人は読まなくても大丈夫!

    「色」の指定はアバウトでもなんとかなる?大丈夫!

    印刷物でもデジタル作品でも同じことだが、あなたが超厳密な色管理が必要なプロジェクトに関わっていないのならば、わりとアバウトに考えていても大丈夫だ。難しく考えすぎてドツボにはまっている人を見かけるが泥試合で金と時間の無駄なので、それをもっと違う部分に使うほうが作品のクオリティは上がる。

    なんで?アバウトで大丈夫?という疑問にお答えすると「世の中に同じ色は1つも無い」と言えるからで、1つも無いなら多少のブレ幅なんて気にしていてもしょうがないからだ。
    例えばA君とB君が同じ赤いリンゴをスーパーの生鮮コーナーで見ていたとしよう。A君もB君も「赤」とは認識しているが、それが「少し濃く熟れた赤」なのか「鮮やかでおいしそうな赤」なのかは見る人によって違う。A君とB君が「全く同じ赤色」を認識することは無い。個々がイメージする色の感覚、身体的な特性(視力や身長など)、立ち位置の違いによる光の差など様々な要因が合わさって、人の目に映る色は同じ色が1つもないと断言しても良い。同じ赤でも違うのだからコンマ数%にまでこだわって色調整をしたり、高い機材を買ってカラーキャリブレーションをしたりと神経質になりすぎても意味はない(ある程度の水準は必要だが)

    また、機械的な差もある。PCモニターやスマートフォンなど機種によっても色が違うし、印刷所、印刷する材質、印刷したロットによっても色は変わるのである。もう制御のしようがないので、開き直って「ある程度アバウトでも大丈夫!どうせ同じ色なんてない!」と思ったほうが気楽というものだ。

    躍起になって同じ色を再現する事に時間と金をかけるよりは、あなたが「その色に持たせる意味」を深堀りする時間にあてるのがおすすめ。色の持つ印象はあまり変わらない。「赤は熱い」のである。その「熱い」をもっと的確に伝えるためにはどうしたら良いか?ということを考えて作品に盛り込めばぐっとクオリティは上がる。CMYK値が1%違ったからと言って大騒ぎするくらいなら「そのくらい違ってもノープロブレム!」と胸を張って言える作品は誰にとっても良いものだ。

    誰もあなたが思う1%の色の違いは分かりません。

    ただ、物事には例外があって唯一色に拘りまくるのが正解なのは「キャンバスに描く絵」だろう。紙などに書いた絵はそれだけで全て完結した物なので拘り抜いた色はそのままその絵の価値となる唯一無二の作品だからだ。

  • CMYKカラーチャートのフリー素材配布【A4に印刷可能】

    CMYKカラーチャートのフリー素材配布【A4に印刷可能】

    カラーチャートの仕様

    CMYK値カラーチャートのフリー素材(PDF)です。

    A4サイズの紙に出力可能ですので、ユーザーとの簡易的な色合わせ、出力機ごとの色見本帳などに使うと便利です。

    • A4サイズ(11ページ)
    • 横軸 シアン 0%~100%(10%きざみ)
    • 縦軸 マゼンタ 0%~100%(10%きざみ)
    • 各ブロック イエロー 0%~100%(10%ごと)
    • 各ページ ブラック 0%~90%(10%ごと)
    • プロセスカラー+ブラック(10%ごと)
    • プロセスカラーグラデーション(10%ごと)

    このカラーチャートはご利用者様のプリンターで各CMYK値を出力した場合にどのような色味となるかを確認するための簡易的な物です。
    印刷物の色見本が必要な場合は各印刷所のサンプル等をご利用下さい。

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