デザインのインスピレーションに。
綺麗な配色パターンのグラデーションをジャンル別に集めた【Gradation Card】シリーズ。
パターンは随時追加。
海の色







デザイン・モノづくりの本質と考え方。TIPSもたまに。
デザインのインスピレーションに。
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空の色
Illustratorで乗算など不透明度を設定した際に、オブジェクトが重なって混ざった部分の色情報を取得する方法。制作物のカラーチップなど作る際に便利な小技。
例はCMYKにて解説しているが、RGBなどでも同じ手順でOK。
下の例では、M100(乗算)とC100のオブジェクトが重なり、真ん中の「?」部分の色を知りたいが、スポイトツールを使用しても、上にあるオブジェクトのM100の値しか拾わない。画像で青色の部分の色情報(CMYK)は?
重なっているオブジェクトを選択する(上の例ではM100とC100のオブジェクトを選択)
「ラスタライズとベクトルのバランス」をベクトル側【100】にする→【OK】ボタンを押す
(他はデフォルト値のまま)
オブジェクトが色毎に分割されたので、スポイトツールなどでオブジェクトの色情報を確認する。
(乗算の効果などは全て破棄される)
「色」の指定はアバウトでもなんとかなる?大丈夫!
印刷物でもデジタル作品でも同じことだが、あなたが超厳密な色管理が必要なプロジェクトに関わっていないのならば、わりとアバウトに考えていても大丈夫だ。難しく考えすぎてドツボにはまっている人を見かけるが泥試合で金と時間の無駄なので、それをもっと違う部分に使うほうが作品のクオリティは上がる。
なんで?アバウトで大丈夫?という疑問にお答えすると「世の中に同じ色は1つも無い」と言えるからで、1つも無いなら多少のブレ幅なんて気にしていてもしょうがないからだ。
例えばA君とB君が同じ赤いリンゴをスーパーの生鮮コーナーで見ていたとしよう。A君もB君も「赤」とは認識しているが、それが「少し濃く熟れた赤」なのか「鮮やかでおいしそうな赤」なのかは見る人によって違う。A君とB君が「全く同じ赤色」を認識することは無い。個々がイメージする色の感覚、身体的な特性(視力や身長など)、立ち位置の違いによる光の差など様々な要因が合わさって、人の目に映る色は同じ色が1つもないと断言しても良い。同じ赤でも違うのだからコンマ数%にまでこだわって色調整をしたり、高い機材を買ってカラーキャリブレーションをしたりと神経質になりすぎても意味はない(ある程度の水準は必要だが)
また、機械的な差もある。PCモニターやスマートフォンなど機種によっても色が違うし、印刷所、印刷する材質、印刷したロットによっても色は変わるのである。もう制御のしようがないので、開き直って「ある程度アバウトでも大丈夫!どうせ同じ色なんてない!」と思ったほうが気楽というものだ。
躍起になって同じ色を再現する事に時間と金をかけるよりは、あなたが「その色に持たせる意味」を深堀りする時間にあてるのがおすすめ。色の持つ印象はあまり変わらない。「赤は熱い」のである。その「熱い」をもっと的確に伝えるためにはどうしたら良いか?ということを考えて作品に盛り込めばぐっとクオリティは上がる。CMYK値が1%違ったからと言って大騒ぎするくらいなら「そのくらい違ってもノープロブレム!」と胸を張って言える作品は誰にとっても良いものだ。
誰もあなたが思う1%の色の違いは分かりません。
ただ、物事には例外があって唯一色に拘りまくるのが正解なのは「キャンバスに描く絵」だろう。紙などに書いた絵はそれだけで全て完結した物なので拘り抜いた色はそのままその絵の価値となる唯一無二の作品だからだ。
Macbook Air(M1 2020)で使えるAnker製のUSB-C→HDMI変換ケーブルのレビュー。
USB-C→HDMI変換アダプターは数多くあれど、変換ケーブルはあまりない。しかも4K60Hz対応でまともなメーカーの製品は希少だ。使う人にはぜひオススメしたい。
Macbook AirのUSB-Cポートに差し込み、外部ディスプレイ(BenQ)のHDMIへ接続で問題なく表示可能。ミラーリングやディスプレイ位置調整などOS側の設定も正常に動作している。4K(60Hz)も動作を確認済み。
マウスカーソルの遅延や画面のチラつきなどの不具合もなく、特別な設定もせずケーブルを繋げるだけで画面は表示される。もちろんクラムシェルモードも正常動作する。
レビュー環境は以下の通り。OSは執筆時の最新版。
筆者の環境だと、たまに画面のチラツキや縦にストライプ状の模様が出る現象が起こる事があった。同じ条件で現象が起こらないときもあり「絶対に起こる」というということではないようだ。
ケーブルや外部ディスプレイの性能や相性といった要因もあるが、根本的にはMac側に原因があると思われる。OSのアップデートで直るのか、ハード面の問題なのかは分からない。
2021年7月現在では、このような状況でありHDMIもしくはDP接続で外部ディスプレイとつなげる場合は何かしらの不具合は起こる可能性があると思っていたほうが良いかもしれない。
HDMI接続で外部ディスプレイに接続した状態で、iPadをサブディスプレイ化するSidecar機能も試してみたが問題なく動作した。
apple公式によるとM1 Macbookは外部ディスプレイを1台しか認識しない仕様だが、Sidecar機能を使えばMacbookの画面も合わせてトリプルディスプレイが可能となる。
可能となるのだが、使い勝手が良いか?と聞かれるとNO!と即答する。とても使いにくい。画面の大きさに違いがありすぎてカーソル移動に支障が出まくるので実用性は乏しい。
Sidecarを使ってディスプレイ領域を広げるくらいなら、iPad単体で使ったほうが便利だ。ユニバーサルクリップボードやAirDropを使えばコピペやファイル共有はできるし、場合によってはiPad用のアプリで作業したほうが早いときもある。ペンシルも使えるし、iPadのメリットを無くしてまでSidecarを使う必要は無い。
風変わりなトリプルディスプレイというインパクトの面白さはあるので、ぜひ一度だけ試してみるとちょっと楽しいのでオススメ。
Illustratorのファイル保存、デフォルトの設定は安全ではあるけど最適ではない。会社やプロジェクトでファイルの保存規定がないのであれば、下記の設定が軽くて良いので試してほしい。ポイントは2つ。
※自分の制作環境に合わせて使用して下さい。
・PDF互換ファイルを作成
・ICCプロファイルを埋め込む
チェックを外した2つの役割は?どんなときに必要?ということを覚えておくことをオススメ。必要なときにチェックを入れてファイルを保存できる知識があっても損はない。簡単に解説するので、詳しい事を知りたい人は各々で調べて欲しい。
「別のバージョンに互換性があるPDF形式のデータをAiァイルの内部に作りますよ!」というオプション。
Illustratorの別バージョン、別環境でもファイルを開いて編集可能なPDF形式のデータをAiファイル内に埋め込み利便性を向上させるための機能。Aiファイルの中にPDFファイルが丸ごと埋め込まれている状態で、このオプションを外すことにより埋め込まれるPDFが無くなるためファイル容量が約30~40%ほど減る。ファイル容量が少ないので、ファイルの保存・ファイルを開くときの時間が短縮される。また、ファイルが軽いとPC内で起こる様々なデータの不具合リスクを軽減できるのでメリットは大きい。
殆どの人は自分で編集保存をしチーム内でもイラレのバージョンは統一されている事だろう。したがってこの互換性PDFを埋め込むメリットはあまり無い。
このオプションをONにするときは、全く別の環境が想定される人にファイルを渡すときや、長期保存するような場合だろう。どちらのケースでも極論を言えばあまり意味はないが全く開けなくなる可能性があるよりはリスクマージンは広く取っておける。
オマケとして、PDFを埋め込むとファイルのサムネイルが表示可能になる。
詳しくは個々で調べて欲しいのだが、簡単に言うと「色環境の設定をAiファイルに埋め込むね!」というオプション。
実は殆どの人に必要がない。逆にこれが基で問題が起こる事もある。多くの印刷所でもこのオプションのチェックを外して入稿するような指示があるので外しておいて問題はない。
アプリケーションのバージョンアップと下位互換は付いて回る問題。これをしとけば絶対安心なんて事もなく、古いファイルはいずれ使い物にならなくなるということは常に意識しておくのがオススメ。
そもそも使えないかもしれない古いファイルを引っ張り出して利活用しようとすること自体がとても危ういことだ。消費期限を大幅に過ぎた食材で調理するほど危険な事はない。想像するだけでお腹が痛くなりそう。問題しかない。
データも同じで古いファイルは何かと問題が出る確立が高い。ファイルが開けないほどではないが内部に少しのエラーが時限爆弾のようにあって、作業中にいつ爆発するかわからない状態であることが多い。「ついさっきまで開けたのに!」という経験をした人も少なくないだろう。あれは何らかの原因で内包していたエラーが起因となりデータが壊れた状態になったのだ。古い傷口が開いて大怪我につながったと言い換えても良い。
常に使うようなデータ、利活用が予定されているデータは常に新しいバージョンに対応させ最新版として更新していく事が望ましい。自分用のテンプレートを作っても良いだろう。
また、客先などからとても古いデータを提供される事もあるだろう。この場合はしっかりと「データが古すぎて使い物にならない可能性がある。作り直しもありうる」という説明をしたほうが結果的に良い関係を築ける事に繋がるだろう。筆者はあまりにも酷い状態のデータを提供されたときは、追加料金をもらうか突き返している。無理矢理使ってもろくなことがなくお互いに良い事はないからだ。
Illustratorにて、1つのファイルに特色(スポットカラー)とプロセスカラー(CMYK)が混在したデータをプロセスカラーのみに(特色は全てCMYK値)一括変換する方法。
データ内のオブジェクトを全選択するか、変換したいオブジェクトのみを選択する。
上部メニューから編集→カラーを編集→CMYKに変換を選択する。
特色は全てプロセスカラー(CMYK)へ変換された。
特色が100%以外でも近似色のCMYKへと変換される。
特色って何?
読んで字の如く「特別な色」「特殊な色」のこと。印刷はCMYK4色のインクを混ぜて色を再現するが混ぜ合わせるだけでは再現できない色がある。混ぜれば混ぜるほどに濁るのは絵の具と同じだ。綺麗な発色が欲しい場合、金色銀色・蛍光色などが必要な場合に特別に調合した色を「特色」と呼ぶ。
印刷機の高性能化、インクの高品質化は日々上がっており一昔前に比べCMYKの混合だけでもかなり良い色が出るようになった。特色を指定しての印刷も少なくなってきている。将来的には「特色」という指定方法が無くなるかもしれない。インクの調合という仕事は無くならないと思うが、特別な指定をせずともプロセスカラーの指定だけで大丈夫なほどになるかも。その頃にはCMYKという数値も使われていない気もする。
そんな日が来たら、デザイナーとしては少し楽になるかも。
CMYK値カラーチャートのフリー素材(PDF)です。
A4サイズの紙に出力可能ですので、ユーザーとの簡易的な色合わせ、出力機ごとの色見本帳などに使うと便利です。
ロイヤリティフリー素材です。下記の利用規約内でどなたでもご利用頂けます。
※本素材に起因して利用者に生じた損害について一切の責任を負いません。
※当ファイルに印刷プロファイルは埋め込まれておりません。
どんなに高スペックなPCでもイラレは落ちる。完全な対策は無理だ。
絶対に落ちない方法はないが「落ちにくい対処」を意識することでダメージはとても低くなり、結果的に作業効率が上がる事となる。
※記事作成時点のIllustrator最新バージョン(2021)にて解説
30分~1時間に1回はファイルを保存する。一番効果的で確実な方法だ。後述する「復帰データの自動保存」はあまり当てにせず手動での保存がオススメ。
Illustratorは連続起動している時間が長ければ長いほどキャッシュが溜まって重たくなる。保存とは別に2~3時間に1回はIllustratorの再起動をすると安全性が増す。休憩時にIllustratorを再起動するのがタイミングとして最良。
また、大きな変更などをする前などは必ず保存する癖を付けよう。大掛かりな作業はそれだけで重たい処理の場合が多い。パソコンに負担がかかればそれだけIllustratorが落ちる可能性が高くなる。
メインメモリが不足した際に、物理ドライブを仮想化してメモリ代わりに使う機能。パソコン内で一番早いスピードの物理ドライブをプライマリに設定しておく。複数のドライブがある際はセカンダリにプライマリとは別のドライブを指定する。
一昔前の情報だと「プライマリはIllustratorがインストールされていないドライブを指定する」のが主流だったがハードディスクの性能が上がり仕様も変わったため、現在では一番高速なドライブをプライマリに指定するのが望ましい。
Illustratorには何らかの原因でアプリが落ちた場合の助け舟としてデータのバックアップ機能がある。自動的にバックアップ用のファイルが保存されているのだが、残念なことに信頼性が低く、自動保存が裏で動いている最中はアプリが重たくなる。タイミング悪くこの時に重たい処理が重なるとイラレが落ちるときがあり本末転倒だ。
「複雑なドキュメントではデータの復元を向こうにする」という設定すらある。複雑で重たいデータほどバックアップは重要なはずだが「Illustratorでは保証しませんよ!」と言っている事になる。はっきり言って筆者はこの機能があって良かった実感したことは1度もない。
自動保存の間隔を長くするか、機能をOFFにすることが望ましい。
拡大縮小とオブジェクト移動時の描画方法を変更することによって処理が軽くなる。ただし作業者の好みや状況によって使い分けると良いので、作業中に重たいと感じたら設定を変更すると良い。
基本的にはアニメーションズームとリアルタイム描画と編集はOFFにすると軽くなる。
レイヤー名の左側にあるサムネールを非表示にすると動作が軽くなる。非表示でもあまり不便ではないので処理が軽くなるメリットを優先させたほうが良い。サムネールの非表示はかなり効果的。
イラレのサブレイヤーは挙動が不安定であり、様々な場面で微妙な動作をする厄介者。現在はグループ編集など使いやすい編集機能があるので、サブレイヤーは使わずにレイヤー分けとグループ化、アートボード毎でオブジェクトの管理をすることがよい。
レイヤーを展開してサブレイヤーを表示させるだけでイラレが落ちる場合もある。おそらく何らかのバグだろうがAdobeはこういった小さなバグを直すことはあまりないので上手に付き合っていくしかない。サブレイヤーは使わない作業方法を身につけよう。
常に最新バージョンのデータで作業するのは難しいが、例えばCS6以前のバージョンで作られているデータを使う場合は、最新バージョンのデータに変換してからの方が安定することが多い。
古いデータは何かと壊れている場合がある。ファイルは問題なく開けるが、内部データの一部が破損欠損していたり最新バージョンと合わなく不具合が生じるときもある。ある日突然ファイルが開かなくなる経験を何度もした。前回作業していたファイルが開けなくなったということは良くある。
バージョンを上げることで文字組み等が崩れたりと不具合が生じることもあるため、必ずバックアップを取ってから慎重に作業をして下さい。
他にもいろいろあるが代表的な例を挙げた。回避できない事も多々あるが、覚えておくと重たい原因の特定に役立つ。コントロールポイントが多い場合は単純化などを試してみるのも良いし、無駄に大きいサイズの画像ならトリミングやサイズの縮小も有効な手段だ。
文字数が多い、エリア内文字の連結が多い場合などは極端に重くなる事がある。冊子などの他ページ物を作るにはIllustratorは不向きなのでInDesignの使用なども検討しよう。
イラレが落ちる原因の1つに処理のオーバーフローが挙げられる。
続けていくつもの処理を素早く実行してしまうと、イラレが作業者のスピードについていけず、1つの処理を完了する前に次の命令が来るため未処理の命令が増えすぎて落ちてしまうのだ。イラレがギブアップしてしまうのである。熟練の作業者によくあることだ。
操作と操作の間、ほんの数瞬で良いので一呼吸を置いて次の操作に移るようにするとイラレが落ちる事は極端に減る。また、処理中のアイコンが出ている場合は何もせず大人しく待っているのがベスト。
常に動作が重たいのならパソコンの買い替えを検討しよう。アプリが要求するスペックに足りていない可能性がある。
Illustratorに限らずグラフィック系アプリを快適に動作させるスペックは年々上がっていき留まる事はない。TV、ネット、紙媒体などどのメディアでも高画質化が進みコンテンツを作る素材も高画質化されている。高画質の素材データを使うにはスペックの高いパソコンが必要となるので、現状で動作が重たいと感じるならば時代に合っていないパソコンスペックという事が言える。
また、新しい技術も進歩して古いパソコンではそもそも動かない場合もあるので自分の環境に合わせてパソコンを買い換えよう。
Adobeは各アプリの必要構成を発表しているので、スペックアップの参考に。
https://helpx.adobe.com/jp/creative-cloud/system-requirements.html
また、パソコンの状態を見直すことで改善される可能性もあるので、下記の公式サイトにある説明を参考にしてみよう。
https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/kb/optimize-illustrator-performance-windows.html
https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/kb/optimize-illustrator-performance-mac-os.html
Illustratorというアプリケーションはとても歴史が長く、初代は1986年にリリースされている。執筆時点の2021年でリリースから35年という月日が経っている。長いね。人によっては産まれる前かもしれない。
ベクター系のアプリは様々にあるが新しいアプリほど動作は軽快な傾向にある。これには理由があり、新しいソフトは最新のシステムとロジックに最適化されており下位互換性はほぼ関係ない。つまり余分な処理を必要としないシンプルな構造で作れるため動作も軽快ということ。「1+1=2」という計算は「35×365÷2021」より単純で早いということだ。新しいアプリだって35年経てば今のイラレと同様に重たくなっているだろう。
Illustratorを引き合いに出して動作が軽い!と謳っているのは間違いではないが、少し違和感を感じてしまう。早くて当たり前、なんのしがらみもないのだから、そこを自慢されるより他に特徴を示してくれたほうが使う気になりやすいのに勿体ない。アプローチは適切に。
Illustratorも年々動作が軽くなってきてはいるが、この長い歴史の重みで軽快に動作できない部分が出てきてしまうのはAdobeの開発者の方々にとって歯がゆい点だろうと思う。そう「下位互換」というしがらみがあるからだ。35年も前に今とは全く違うシステムやロジックで構築されたものを軽快に不具合なく動作させるということがいかに困難かは想像に難くない。むしろよく互換性を保っていると思う。試したことは無いが初代Illustratorで作られたパスデータは最新版でも開けるのではないだろうか?
長年のバージョンアップで機能を追加し続けた歴史の多くを動かすために、現状のロジックでは合わない事を半ば無理矢理動作させている部分もあるだろう。そんな事を裏側でしているのだから新しいアプリケーションより重たくて当たり前。むしろ、それだけやっているのに軽快な操作感を出してくれているのは讃匠すべき点だ。たぶんだが、Adobeの開発者達が下位互換を考慮しなければとても軽快なIllustratorが誕生することだろう。
Illustratorが重たい原因は下位互換だけではないが、長い歴史に裏打ちされた実績はこれからも使い続けれるという安心感が得れるポイントの1つであり、この背景を知っていれば少しくらい起動が遅くたって許容できるというものである。
そう、この短い文章を読み終わる頃にはIllustratorも起動できているでしょう?