国土地理院策定の平成25年版地形図図式に則った鉄道地図記号の書き方と商用利用可能なテンプレートの配布。書き方は使用頻度の高い「JR線」を解説。JR以外や駅、トンネル等はダウンロード可能なテンプレートから利用可能。
正確・精細な地図というものは線幅や色、角度、大きさなど事細かに決まっている。あくまでも「基準」なので少しくらいは違っても構わないが、よりクオリティの高い地図を作成するためにとても参考になる図式だ。この記事では2万5千分の1地形図図式に即した作図方法とテンプレートをご紹介。
参考:国土地理院 2万5千分1地形図図式(表示基準)(PDF)
※鉄道の項目は17ページから
https://www.gsi.go.jp/common/000218186.pdf
単位設定は「mm」がオススメ
精細な地図を作図する場合、線と一般の単位を「mm(ミリメートル)」に変更するのがオススメ。図式は全てミリメートルで書かれており、縮尺を確認する場合も分かりやすい。
文字は「ポイント」でも問題ない。
STEP1:0.4mmの線を書く
鉄道線の基本的な太さが「0.4mm」。色はK100%にする
STEP2:0.2mmの線をアピアランスで増やす
アピアランスパネルで「線」を選択し、下部の「選択した項目を複製」ボタンを押す。
線幅を0.2mm、色をK0%にすると二重線が出来上がる。
STEP3:2.5mm間隔の破線を書く
STEP2と同じくアピアランスパネルで「線」を追加する。
線幅を0.4mm、色をK100にしたあと「線:」の部分をクリックして破線に「2.5mm」を入力すると見慣れた鉄道の白黒線が完成。
テンプレートのダウンロード
鉄道関連を集めたテンプレートをダウンロードできます。商用利用可能。
Illustrator保存バージョン:CC(2021)
※Windows環境にて作成。Macではテキストが化けるかもしれませんがテキストは全て「小塚ゴシック」を使用しています。文字は説明にのみ使用しているので文字化けしても鉄道テンプレートに影響はありません。
オーバープリントの設定はしていません。
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